今日は奥さんが試写会のチケットを当てたので、韓国映画「デイジー」を観にいってきた。
面白かった。
期待以上だった。
内容をぜんぜん知らないで見たので、ストーリーの展開を素直に楽しめた感じだ。
3人の主人公たちのそれぞれの視点、そして時間を交差させて、ストーリーに深みを持たせている。
すべてのことは偶然ではなく、理由があって起きる。
そして、それが深い悲しみと共に意外な方向へと誘われていく。
ヒロインのヘヨン役のチョン・ジヒョンはすごい美人ってタイプではないけれど、とても憂いをもったいい芝居をする。
見てると不思議と彼女の心の世界に引き込まれていく。
そして、刑事のジョンウ役のイ・ソンジェは彼女への思いを素直に表現できている。
本当にこの人は彼女のことが好きなんだなって感じる。
それにしてもこの人はFマリノスの上野良治にそっくり。
3人目の主人公スナイパーパクウィ役のチョン・ウソンはこの人の立場でしかわからない悲しい気持ちを見事に演じている。
日本でいう、ちょっと昔の色男的風貌だ。
一番良かったのは、やはりラスト近くの雨宿りシーン。
3人が実は一つの軒下で雨宿りをしていた。
あれはふぇ〜とちょっと感動したかな。
韓国映画だったけど、ちょっといつもの恋愛映画とは一線を画す映画だったな。
奥さんもやっぱり終わってからじわじわ良さが伝わってきたと言っていた。
もう一度見てみたい作品だ。

コメント

nophoto
ソフトクリーム
2006年5月27日12:58

見終わった直後は「ふ〜ん」と言った感じでしたが、時間をおくと良さがジワジワジワジワ沸いてきて、もう一度観たいと思いました。しっとりとした感動を得られた映画だったなぁ。

HAL
HAL
2006年5月29日15:02

またもう一度みたいですね〜。