卒業式

2004年3月1日
毎年毎年涙もろくなる自分がよくわかる卒業式。
2つの学校で働いてるので、2回も泣かせてくれる、その第一弾。

それにしても、今日の3年生はみんな1年生の時から持ち上がったりして付き合いが長かったから、かなり印象深かった。
こっちの学校では3年持ち上がりは初めてだったからなぁ。
卒業証書を一人一人が授与されている姿を見てると、なんだか楽しかったことがたくさん思い出されて、いつもはけっこうジ〜ンとくる卒業式も、なぜだか今日は微笑ましかった。
わりと苦労もさせられたけど、授業中から感動させられることも多かった。
そうだね、この学年は大好きな学年だった。
みんなにもっと、いろんな意味で自信を持って欲しかった。
だから、そんなことを心がけて授業をやってきたつもり。
うまく伝わったかはわからないけど。
自信を持てば、それだけみんながそれぞれの夢に近づけると思う。
それがどんなことでもいい。
古文の助動詞が1つ覚えられた。
そんなことでもいい。
そんな小さなことが自信となって、もっと大きなことにつながる。
自分はやればけっこうできるじゃんって思えるようになる。
そして、なんでも一生懸命にやってみようかなって思えるようにもなれば、夢も夢でなくなると思う。

そんなことを思わせてくれたのは、やっぱり生徒たちみんなだったんだよね。
先生と生徒がうまくいってなかったら、そんなことも思うわけないし、お互いに授業もつらいだけ。
だから、みんなのおかげでもある。
ありがとう。

夜の卒業を祝う会では校長や教頭もいるのに、「お酒大好きHAL先生」なんて紹介されちゃったけど、その通りだから仕方ないか。
なんせ、そのときも既にビール3,4本あけてたし(笑)。

卒業かぁ、早いな。
みんなに会えて、お世辞抜きに嬉しかったよ。
みんなが大人になったら、うまい酒を一緒に飲みたいな。
また会おうぜぃ。

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