15歳の心の中

2002年9月24日
15歳って、とても難しいとしごろだと思う。
新しい環境に入って、自分では変わりきれないでいるのに、大人や周りからは「もう高校生になったんだから…」といわれて戸惑ってしまう。
まだまだ心の中は変化を求めていない。
でも、少し大人への憧れもあって背伸びをしたがってしまうところもある。
複雑で不安定な感じ。
だからそんな年の生徒たちを見ていると、なんとなく初々しいけどなんとなく頼りない。
大人の期待に応えようと必死なところを見ると、実はそれは自分自信の期待に応えようとしていることに気付かせてあげたくなる。
何かを頑張るのは誰の為でもなく、自分の為なんだ。
それがわかったとき、そのとき初めて大人への階段を一歩一歩のぼりはじめる気がする。
でも、それはだれかから教わることじゃない。
自分で気付くもの。
実感するもの。
センセイはそれを少しだけ後押しすることが出来るだけ。
いろいろあるけど頑張ってほしい。
なんとなく、今日はそう思わされる一日だった。

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