山口の事件

2002年8月22日
昨日山口県のスーパーで26歳の女性が子供に暴行をする事件がおきた。
傷つける相手は誰でもよかったらしい。
本当になんというか、
悲しくなってしまう。
どうしてこんなことになってしまったのか…。
私が教職についたのが10年前。
ということは、始めの教え子はもう28歳なんです。
それよりも年下ですよね。
いままで自分の教え子達が卒業後どうしてるかなんて、極一部しかわかりません。
みんなそれぞれの人生を精一杯生きていると思う。
こんな事件を起こしている子はいないと願う。
在学中に悪さをする子もいるけど、それにはそれ相応の理由があります。
人が何かをしてしまうのは必ず理由があるんです。
卒業後いろんな道に進んでいくのもそれぞれの理由がある。
それを理解して応援していくことが出来るのが教職だと思う。
だからこの仕事が好きなんですよね。
講師であっても辞められないんです。

この女性もこんな事件を起こしてしまうのには何か必ず理由があると思う。
この女性をここまで追い込んでしまった、まわりにも責任があるのではないでしょうか。
できるだけまわりの人が気遣ってあげられればこんな事態にもならなかったかもしれない。
起きてしまったことをいってもどうしようもないけど、こんな悲しい事件が二度とおきないで欲しい。

人のことをどれだけ思いやることが出来るかで人の価値って変ってくると思う。
自分にはそれができているのか、とても不安だ。

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